イラクの煙

20 CIGARETTES／20 SIGARETTE｜ドラマ

テロと砂嵐の地から、男たちの慟哭が聞こえる！
監督自身が戦場で実体験した苛烈なエピソードを映画化！

イラク戦争が泥沼の様相を見せ始めた2003年11月。反戦活動家のアマデイは、母国であるイタリア軍の“平和維持活動”を取材するために、助監督としてイラク同行を依頼される。彼は親友のクラウディアや家族たちの反対を押し切って、イラクへと出発する。到着してほどなく、自身が訪れていた伊軍・ナシリア兵舎がテロ攻撃を受け、兵士・民間人合わせて19人ものイタリア人が死亡する。血まみれになる程の重傷を負いながらも、民間人で唯一生き残ったアマデイは、一躍メディアからの注目を集める。命を拾った彼は、自分自身の人生を見つめ直し、人が殺し合う戦争というものや人の生について深く考えるようになる。